福井県立恐竜博物館に1歳児と行ったリアル体験記|子連れでも3時間では足りなかった理由

福井県立恐竜博物館は「子連れでも楽しめるのか?」「何歳から行けばいい?」と気になる人が多い人気スポットです。

私も1歳の息子を連れて訪れましたが、予想以上に楽しめた反面、駐車場の混雑で遠いエリアに停めることになったり、入館前から疲れるほど歩く羽目になったりと、想像していなかった大変さもありました。

館内はボリュームが圧倒的で、1歳児連れだと「3時間では全く足りない」と感じるほど見どころが多く、ランチも混雑しやすい印象です。

この記事では、実際に訪れて感じた 子連れ目線のリアルな感想と注意点 をまとめているので、これから家族で行く方の参考になれば嬉しいです。

サムネイル

1歳児と恐竜博物館へ。楽しめる?怖がる?リアルな反応

「1歳で恐竜博物館って早いかな?」と不安でしたが、実際に行ってみると予想以上に表情が豊かで、大人の私まで驚くほど楽しめました。まだ歩いてすぐの時期だったため理解度は低いように見えるものの、それでも巨大な動く恐竜の展示には興味津々。音に反応して目を丸くしたり、じっと見つめたり、かわいい反応がたくさん見られました。

反対に、より本格的な等身大フィギュアの前ではピタッと固まり、私の服をぎゅっと掴んで怖がる姿も。恐怖と好奇心が入り混じるこの時期ならではの反応だと感じました。

「1歳では早い?」という答えは、“十分楽しめる。ただし親の付き添いは必須で、抱っこ時間は長めになる”です。ゆっくり歩ける子ならさらに楽しめると思いますし、2〜3歳になるとまた違った反応を見せそうなので、成長ごとに訪れたくなる場所だと感じました。

駐車場は予想以上に混雑。遠くのエリアに停めることになり入館前から疲労…

今回もっとも大変だったのが、到着時の駐車場の混雑でした。私が訪れた日は休日だったこともあり、博物館に近い駐車エリアはすでに満車。案内に従ってどんどん奥へ進むことになり、結果的にかなり遠い場所に停めることになりました。

1歳の息子を連れて、ベビーカーと荷物を押しながら炎天下の中を歩くのはなかなか大変…。到着前から親子ともに少し疲れてしまい、「車を停めるだけでこんなに歩くの!?」と驚くほどでした。

これから訪れる方は、特に土日祝は早めの到着が必須と感じました。アクセスは良いものの、人気スポットなので午前中のうちに駐車場が埋まりやすく、館内に入る前から体力を使ってしまいます。可能なら、早めの出発か宿泊とセットで訪れる方が子連れには負担が少ないと思います。

館内ボリュームが圧倒的。3時間では全然足りないと感じた理由

今回の滞在時間は約3時間。しかしこの時間だと館内展示を「ざっくり回るだけ」で、正直まったく足りませんでした。恐竜博物館は内部展示だけでもかなり広く、階層ごとにテーマの異なるエリアが続きます。

  • 動く恐竜がいる迫力ゾーン
  • 実物大に近い骨格標本がずらり並ぶ大空間
  • 地球や生命の歴史をたどるエリア
  • 恐竜の生活や生態を深掘りする展示

これらを子連れで回ると、ベビーカーを押したり抱っこしたり、写真を撮ったり、ひとつひとつの展示をじっくり見ることが難しいこともあり、時間の感覚があっという間に消えていきます。

さらに、1歳の息子は「化石発掘体験」がまだできません。入口近くの体験コーナーや外の遊び場にも行けず、完全には楽しみきれていない状態。それでも3時間が瞬間で終わってしまったので、実質“丸1日必要”と感じました。

体験や屋外施設も合わせて計画するなら、余裕を持って1日スケジュールにするのがおすすめです。「昼頃到着して夕方までで余裕」などと思っていると、ほぼ確実に時間が足りません。

※このバナーから楽天トラベル公式サイトに移動します。リンク経由のご予約で、当サイトの運営費の一部になります。

恐竜博物館の混雑状況|ランチは11時半で60組待ちだった

今回は休日に訪れましたが、想像以上に館内は賑わっており、とくに混雑を感じたのはランチタイムのレストラン。11時30分頃に受付をすると、すでに60組以上が待っている状態でした。

「これはかなり待つかも…?」と思いましたが、待ち時間のあいだに展示を回ったり売店を見たりしているうちに時間が経ち、13時過ぎには席へ案内されました。とはいえ、子連れの場合は食事時間がずれ込むとぐずりやすくなるため、早めの受付か、お昼を先に軽く済ませておくほうが安心です。

レストランは恐竜モチーフのメニューもあり、記念として楽しめる雰囲気。混雑を回避したいなら開館直後に入館し、11時前に受付してしまうのがベストです。

福井恐竜博物館 ごはん 福井恐竜博物館 ごはん

お土産売り場が充実。ここでしか買えないフィギュアも豊富

個人的に大満足だったのがお土産コーナー。フィギュアやぬいぐるみ、恐竜モチーフの玩具、絵本、お菓子など、子連れでも選びやすい商品が多数ありました。

我が家は息子が気に入って手放さなかった恐竜ぬいぐるみと、私が欲しくて選んだ恐竜フィギュア、それから絵本を購入。「ここでしか買えない」という要素が多く、家族連れでかなり賑わっていました。

子どもが歩ける年齢の場合、売り場で夢中になってしまうことも多いので、時間は多めに見積もっておくのが良いと思います。

館外にも見どころ多数。かつやまディノパークや公園エリアも魅力

今回は時間の都合で行けませんでしたが、博物館の外には「かつやまディノパーク」や広場のような遊び場エリアもあります。恐竜をテーマにした小さなアトラクションや、遊べる場所もあるようで、子どもが飽きてしまった時の気分転換にも最適です。

室内展示をじっくり楽しんでから外へ出ると、また雰囲気が変わって違う楽しみ方ができるため、子連れにはありがたいポイント。晴れていれば散歩するだけでも十分楽しめそうな空間でした。

外の施設も含めると、やはり丸1日は必要だと強く感じます。

子連れで恐竜博物館へ行く前に知っておくと便利なこと

ベビーカー利用は可能だが抱っこ時間は長めになる

館内はベビーカーで回れますが、展示の迫力に圧倒されて抱っこを求める時間が多くなりました。ベビーカーと抱っこの両方を想定しておくと安心です。

写真映えする場所が多いのでスマホの充電は必須

等身大展示は写真映えするため、スマホのバッテリーは余裕を持って行くのがおすすめ。充電が一気に減ります。

動く恐竜は音も迫力も強め。怖がる子は遠目から慣らすと良い

いきなり近づくとびっくりして泣いてしまうことも。遠くから徐々に慣らすとスムーズです。

スケジュールのコツ|日帰りより“1泊”が圧倒的に楽だったと実感

今回は日帰りでしたが、正直なところ「周辺で泊まって翌日もゆっくり見たい」と思うほどボリュームがあります。とくに子連れは移動だけで体力を使うため、時間に追われると展示をゆっくり見る余裕がなくなってしまいます。

日程に余裕がある人は、無理なく回れる1泊旅行がかなりおすすめです。周辺にも恐竜関連スポットや自然公園があり、家族旅行として充実度が一気に上がります。

恐竜博物館に比較的近い宿をまとめた記事が以下にあるので興味ある方はみてください🙌

福井県立恐竜博物館×子連れ向けホテル3選|恐竜ルームや温泉完備のファミリー宿などの比較

まとめ|1歳でも楽しめる。成長ごとに訪れたくなる恐竜博物館

福井県立恐竜博物館は、迫力ある展示と親子で楽しめる構成が魅力のスポットでした。1歳児でも十分楽しめますが、動く展示には驚いたり怖がったり、年齢ならではの反応が見られて本当に良い思い出になりました。

ただし、館内外の見どころが本当に多いため、3時間ではまったく足りません。体験コーナーや屋外エリアも回るなら、丸一日、できれば一泊してゆっくり過ごすと満足度が大きく変わります。

子どもと一緒に行くと違う視点で博物館を楽しめるので、成長するたびに訪れたくなる場所だと感じました。これから行く人の参考になれば嬉しいです。

※このバナーから楽天トラベル公式サイトに移動します。リンク経由のご予約で、当サイトの運営費の一部になります。

投稿日時:

投稿更新日: